※こちらの記事はプロフィールの第二章になります。
第一章は以下からご覧いただけます。
【第1章】偏差値37の男がアフィリエイトで3億円稼ぐ仕組みを構築するまで
改めまして、山口祐樹です。
1億円稼いだあとの僕はとにかく業界の創設者である仙人さんの音声を聞き続けてました。
・累計1300万円を彼の教材に使う。
・8年同じ音声を聞く(500時間以上)
リアルのストーカーレベル。
今、成功している人をみると、「この人だ!」と思った人がいたら、隅々まで情報を見ている傾向があります。
メルマガも、ブログも、Youtubeも、Twitterも。その人の教材を全部買う。
そのうえで会いにいく。それは今も変わりません。
とにかくセミナーのオファーが超魅力的でした。3回のセミナーをするのですが、
1回目がマレーシア、クアラルンプール、ブキビンタンでセミナー。
2回目のセミナーがスイスでセミナー。
3回目にペルーでアヤワスカという秘薬を飲む。
そんな夢のようなプランでした。
参加費、頭金で400万円くらい(思い出せねーくらい)。
しかし、そもそも参加フォームがどこかわかりません。
彼はインターネットビジネス初心者の僕に教えてくれました。
「顧客に1つでも余計なことさせるな」
そんなマインドセットはどこにいったのでしょうか。まじで不親切な商売。
やっとの思いで参加するも、なんか理由つけられて+70万円(忘れたけど理不尽なやつ)。
当時は僕も調子乗ってたし、スタッフも要領悪くてキレそうでした。
でも払うしかありません。
だってそのために24歳で1億円も稼いできたんだから。
そしてもう400万円も払った手前「やっぱやーめた」とかなかなか出来ないわけです。
こっちは若いなりに全人生かけてるわけです。
そう本気で思っていました。
そしていざ、470万円払ってマレーシアへ。
当時は大阪に住んでいたので、関西国際空港へ。

今でこそ飽きるほど謳歌していますが、当時は、時間、金、青春、遊び。全てを捨ててビジネスだけを学んでいました。
だからこそ、絶対にこの機会を逃したくありません。このイベントが当時の僕の人生の全てでした。
そう思ったら、航空チケットを指定され、エアアジア(格安飛行機会社)のエコノミーに座らされます。
隣はインド系?の匂いでキツかったのを覚えています。ふざけんな。
そしてセミナー前日にマレーシアへ到着。

前夜祭が行われるとのことでした。
7時間くらいフライト、空港から30分ほどタクシーに乗って「ブキビンタン」という繁華街に到着します。日本でいう「六本木」みたいな感じ。
ちなみにディナーの店名は、
「Bijan Bar & Restaurant」

なのでもし興味があれば行ってみてください。
会場の雰囲気が伝わると思います。
ここで1時間くらい軽く先に食事をしていると・・・
入口から、只者ではないオーラを纏った人間が現れてきました。
2m超えの巨人。全身タトゥーだらけ。顔はアジア系。
これが第一印象でした。
隣に座る時、人生で一番緊張したのを覚えています。
何も話せませんでした。
僕と最初に話したフレーズがそれでした。
もうね、男が男にいうセリフではありません。ただそれくらいの力の差がありました。
肉体も、感情も、思考も、全て完敗。
隣にいて恥ずかしかったです。
腕は丸太のように太く、顔はダルビッシュ有みたいな感じ。
今の資産は数えていない(興味ないってさ)子供が8人いて、その時に奥さんは9人目を妊娠していたそうな。
今は娘7人の父親。男としてのデカさを感じます。
こうして、参加費470万円のセミナーのなかで、ビジネスについて、人生について、女について。あらゆる話を聞きました。
・・・しかし、僕は最終的にこの男に裏切られます。
セミナーが終わったその日の懇親会。
最後に次のセミナーのあるはずでした。
約束では、
1回目がマレーシア、クアラルンプール、ブキビンタンでセミナー。
2回目のセミナーがスイスでセミナー。
3回目にペルーでアヤワスカという秘薬を飲む。
なので
2回目のスイス
3回目のペルー
がまだあるはずでした。
・・・はずでした。
彼はセミナー最終日に姿を消しました。
その時はマレーシア国内にいたのか。
すぐ国外へ逃亡したのか。
今も行方がわからないままです。
結局、参加者はしぶしぶ解散。そして今も僕は支払った470万円は返ってこず。
スタッフに連絡しても無視。
当時は分かりませんでしたが、今大人になってから彼のことを考えると、セミナーにもう完全に疲れてしまったのでしょうね。
この辺りは、また思うことがあるので記事にします。
とにかく不完全燃焼で、彼と僕との物語は幕を閉じました。
その後、「アヤワスカ」などの違法ドラッグに溺れたエピソードはこちら。

最終章、第三話。さらに騙されに行く。
長い間私の話に付き合っていただき本当にありがとうございます。
次が最後のプロフィールです。

そんな感覚が掴める記事です。
ありがとうございました!
山口