どうも、山口祐樹です。
前回のLSD(ドラッグ)をキメながら書いたレポートが過去最高にバズったが大好評すぎたので続きのフィクションを書きます。
変わらず嘘100%の作り話ですので、理解している人のみ読み進めてください。
今回はLSDの効果100倍「チャンガ」をした話。
またまたきっかけはAちゃんでした。
そして今後の人生で二度と聞かれないであろう質問をされます。
ということでチャンガに決定。
聞いてみると、前回の記事で使ったLSDでは「やばい!死にそう!」というステージ。
しかしチャンガはその向こう側。
「死」が確定してます。
そこから数日は怖すぎて仕事が一切手につかず、ずっとYoutubeで喧嘩の動画を見て、刺激で誤魔化していました。
〜チャンガ、死ぬ準備編〜
いつも通りテレグラムで連絡がきます。
ちなみにですが、アヤワスカは死亡した事件があります。
聞く話によると、シャーマンが容量を間違えて接種させて死亡。そして遺体破棄という事件。
精神的には一度「死」を迎えるわけですが、物理的に死んだら洒落にならんので、真剣にセッティングを進めていくことに。
要はヴィーガンみたいな生活をしろって話だと理解しました。
とにかく体を自然界に近づけるように仕上げていきます。
4日目くらいでオナ禁を破りそうになるも、その場でパソコンの電源落として完全勝利。
そして当日…
~死の当日① 謎のシャーマン編〜
前回と同じセレモニールームへ。
すると、なぜかAちゃんだけではなく、日本人で身長145cmくらいのおばはんも一緒にきました。
という発言をグッと堪えました。
ただここは、命に関わるような真剣なセレモニー。
軽いボケとかノリツッコミとかはできません。一旦、黙って待つことを選択。
肌が20代後半にみえる40代のロリばばあシャーマンと、Aちゃんと、僕。
謎の空間に、謎の道具。つまり謎の状況の完成です。
全てが謎すぎるので、僕はおばはんシャーマンの指示通り動いていくしかありません。
まず無言のまま、急に小さな木をマッチで燃やしました。
「(マジ何してんの?)」と思ったのですぐ質問。
実家の仏間のような匂いが充満します。
と一丁前にウナってみせた。
・・・思わず笑いそうになりました。
「最初はさぞ特級品だろう」という先入観による痛恨のミス。
グッと堪えて、黙々とその香りを堪能しました。
僕的には場の空気はシンドかったのですが、どうやら浄化されたっぽいので次へ。
~死の当日② 高度デトックス”ハぺ(Rapé)”で吐き気〜
そして次に謎の道具を持ってきました。
こんなやつ。
名前は「ハぺ(Rapé)」。
ハぺとは、簡単にいうと「鼻腔(鼻)」をデトックスする目的で使います。
アマゾンのシャーマンが香草を乾燥させたものです。
まず体にとって毒になるハーブを粉状します。それを太いストローのようなもので鼻に吹き込んで、粘膜に付着させる。
それによって、体の解毒作用を活性化させ、悪いオーラを浄化させるらしい。
毒をもって毒を制す、的なものですね(知らんけど)。
形式としてはこんな感じ。
ハーブを仕込み、相手の鼻に向かって、吹き込む、という流れ。
積極的に立候補してくれました。
早速Aちゃんが、僕の鼻に向かって、吹き矢のように思いっきり吹き込みます。
・
・・
・・・・
・・・・・
痛すぎて涙が止まりません。
「でも普段から毒があったんだろうな、これで浄化されるな、OKだ」
と思っていたら、
とのこと。
聞いてみたら、普通に強く吹きすぎても、粘膜を傷つけるだけだそうな。
とにかく涙が止まらないのと、痛すぎて吐き気が止まらない状況が続きます。
急いで洗面所に行って、鼻をかみつつ、精神を元通りします。
最初は吐き気がするほど痛かったのですが、15分もすると、鼻が「スーッ」と新鮮な空気がくるのを感じます。
脳の奥まで酸素が送られてくる感覚。
いよいよ本番「チャンガ」です。
~死ぬ当日③ 遂にチャンガスタート Aちゃん編〜
さて、セッティングはやれるだけやった。
セレモニー部屋にも、居心地の良い香りが充満して、リラックスできている。
次はいよいよ「チャンガ」です。
使う道具としては「神聖なキセル(ホンマかい)」と、あとはDMTの成分が入った謎の草。
キセルのタバコを入れる部分に草を入れて、加熱して、吸うだけ。
前半でミスったので「この神聖なキセル…特別なんでしょうね」というフレーズはグッと堪えます。
まーとにかく怖い。
何回もそんな確認をしていました。
痺れを切らしたのか、Aちゃんが「じゃあ私先やっちゃうよ」とのこと。
真剣な顔で、ゆっくりと、伝えてくれました。
僕はじっと見つめてみます。
Aちゃんが吸ったら、次の瞬間、ソファーにぶっ倒れました。
僕はびびってしまいました。
その間、Aちゃんは白目向いて倒れてます。
シャーマンは目を瞑ってます。
僕はそわそわしながらスマホを見ていました。
10分後、ゆっくりとAちゃんが起き上がってきます。
遂にその時がきたみたいです。
~死ぬ当日③ 遂にチャンガスタート 山口祐樹編〜
緊張して挙動不審になっていました。
下手したら死ぬわけですからね。そわそわが止まりません。
そうしてシャーマンがキセルに葉っぱを入れて、いよいよ吸引。
「すぅうううううううう」
「(あかんこれめっちゃシンドイ)」
めっちゃ喉痛いです。むせそうになります。
あまりにキツすぎてドラクエの爆弾岩みたいな顔して耐えました。
・・・
・・・・・
・・・・・・・
変化はすぐに訪れます。
効果はすぐ現れました。
まず最初に「時」を止めようと思えば止められる能力を得ました。
何を言っているのか意味不明だと思いますが、ジョジョのザ・ワールド的な感じで、自分だけその時間を生きることができます。
そもそも時間とか、空間とか、重力とか、そういう概念がない。
全てが、自分の思い通り。
まさに神になった感覚でした。
バタッ
すぐに強制的に意識がぶっ飛ばされ、肉体から離れていきました。
目が開いていないのに、脳内に、幾何学模様が無限に襲いかかってきます。
次に「死後の世界」のようなところへアクセスしました。
そこには白い、まるで銀河のような「情報の渦」がありました。
不思議なのですが、すぐ直感で理解しました。
肉体の寿命が終われば、全ての存在がいる「情報の渦」へと帰るだけ。
そんな「死」を自然と受け入れることができました。
そんな危険な好奇心もでてきました。
物体ではなく、情報体となった僕はその思考通りに進んでいきました。
少しずつ、自我が薄くなっていく感覚…
そして自然界の大きな流れの一部に身を委ねる安心感。
言葉では表現できない領域にきました。
もう少し…
あと少しで「向こう側」へいける…!
俺はいくぞ…!!!
・・・
・・・・
・・・・・・・・
そんな時、肩を軽くトントンされます。
おそらく、シャーマンが僕の何かしらの違和感に気づいて、強制的に起こしたのだと。
僕は状況を話しました。
時間も、空間も、なんの前提もない世界に到達したこと。そして、「情報の渦」に近づこうとしたこと。
するとシャーマンは
と回答。
聞いてみると、そのまま呼ばれてたら、普通に死んでいたっぽいです。
「死への恐怖」が消えて「好奇心」になっていた危険な状況でした。
ただ、チャンガはアヤワスカと違って、わりとすぐに行って帰ってこれます。
物理世界で10分くらいです(精神世界の体感時間は∞)。
ペルーにいく必要もなければ、ゲロまみれになる必要もない。
僕は断然、チャンガ派ですね。
その後、Aちゃんと僕は話しました。
Aちゃんと、シャーマンはゆっくり首を縦に下ろしました。
そしてシャーマンは最後に、ここ数日はボーッとするかもなど、少し説明をして、席を離れました。
その後・・・
その後はAちゃんと2人でゆっくり話しました。
そんな感じのやり取りが数回続きます。
そして、最後にこんなことを言われます。
俺とAちゃんは、僕の一面を見せられた、新しい関係になった。
なんだか新しい自分を見つけてくれて、嬉しかったし、Aちゃんに心から感謝した。
これまでの異性にはなかった、自分の新しい側面。
そんな新しい人間関係に僕は心躍っていた。
よし、この人間関係を大事にしよう…!
二度と現れないであろうこの貴重な存在に感謝でいっぱいでした。
そして次の朝。
それは突然の出来事でした。
彼女のLINEとテレグラムのアカウントが削除されていたのです。
それは、一瞬で別れだとわかる状態。
最後のお別れの言葉は何もないまま、僕たちの関係は終了しました。
数年経った現在も、連絡はとれないまま。
突然すぎる別れ。受け止めるしかない別れ。
いまだに理由もわからないままです。
僕が会話で地雷を踏んだのか。そもそも最初から決めていたことなのか。考えれば考えるだけ謎は深まっていきます。
ただ人生で忘れたくない思い出として残したくなり、記事を執筆しました。
またAちゃんと会うようなことがあれば続きを書きますが、おそらく二度とないでしょう。
本当に不完全燃焼な人間関係でした。悔しいです。
今頃どこかで3人目の旦那を探しに行ってるのだろうか。
彼女との出会いで人生が本当に変わり、心から感謝しかありません。
ただ僕はずっとお礼も言えず、理由も分からないまま。
そんな宙ぶらりんな気持ちを、ただ書いただけの作品になります。
よろしければ、感想をまたください。
Aちゃんはアフィリエイトを8年やって、1番印象に残った同業者だったと思います。
ありがとうございました。
山口
追伸
このフィクション(100%嘘)シリーズ、人気すぎますね。
この記事について質問されても、嘘の回答しか出来ませんのでご了承ください。しょうがないですよね、嘘の物語なので。
また僕がアフィリエイトを8年やって出会った「頭おかしい人シリーズ」を書きますので、お楽しみに。