モチベーションを上げる方法を全て公開します。
こんにちは、山口祐樹です。
この記事では19歳でビジネスと出会い、20歳で脱サラして自営業を開始し、22歳で事業を法人化させた僕が、どうやってサラリーマンをしながら起業のモチベーションを上げてきたのかについて解説していきますね。
よくサラリーマンの人が副業や起業、ネットビジネスを開始しようとしている時に
「やるべきだと分かっていても、何故かモチベーションが上がらない」
という意見を良く聞いていたので、記事にすることにしました。
仕事のモチベーションは一時的にあげても意味がない
まず結論から言うと、一時的にモチベーションを上げることに意味はないと思っています。何故なら熱しやすいものは必ず冷めやすいからです。
例えば「モチベーションセミナー」でセミナー講師に素敵な言葉を掛けられたとします。その瞬間はものすごくやる気が上がりますよね。しかし、実際は家に帰って3日も経てばそんな言葉を忘れ、今まで通りテレビやSNSで時間を潰すような日々が再スタートする人がほとんどなのです。
何故なら僕らは「今の生活を変えたくない」という本能が存在しているからです。そんな一時的なモチベーションの上げ方は「ドラッグ(薬物)」と同じで、一時的な高揚感が味わえるだけで、そのドラッグがないとやる気が起きないのは長期的に見たら根本的な解決できていないですよね(この辺はウェブセミナーで解説しています)。
・・・じゃあどうするか?って話なのですが根本的な解決をするために「なぜモチベーションが上下するのか」というメカニズムを知る必要があります。
何故なら、音楽を聞くとか、映画を見る、趣味を行うなど、いろいろなモチベーションアップの方法がありますが、モチベーションのメカニズムを知ることで下がった時の適切な処置を取ることができるからです。
仕事のモチベーションをあげるor維持するための方法
まずあなたに理解してほしい概念としては「フロー」という概念です。
「フロー」とは、アメリカの心理学者のチクセントミハイという人が提唱した理論で、スポーツの言葉で言えば「ゾーン(徴収中状態)」とか「無我の境地」という言葉で表現されます。
フロー理論を図にして、挑戦(チャレンジ)と技術(スキル)のバランスを軸にすると、よりわかると思います。
・・・図を見てなんとなーーーく「フロー」についての概念が分かってきたでしょうか?
このグラフで考えてみると、横軸の技術(スキルレベル)が低い状態なのに、縦軸の挑戦(チャレンジレベル)が高い行動をしようとすると、失敗しそうと不安を感じ、なかなか行動できません。
逆に、技術(スキルレベル)は高いのに、挑戦しようすることのレベルが低ければ、その行動は退屈でやりがいを感じることができず、結果として継続して行動しようとは思わなくなります。
例えば、これから「1+1=?」といった小学校1年生の算数の問題を1000問やってください。と言われたら、簡単でスキルレベルが低いので、あなたは退屈だと感じるはずです。
逆に「4x-46x+63<0の二次不等式を解け」と大学入試レベルの問題になると、チャレンジレベルが高すぎて、「解けるのか?」と不安に感じますよね。
簡単すぎず難しもないといった挑戦と技術のバランスをよくすることが、目標に集中したフロー状態につながります。
モチベーションの上げ方をフローで解説すると…
まず「モチベーションを上げたい仕事=やるべきだけどやれていない仕事」という前提の話をします。
例えば僕が今書いているこのブログを書いている僕も、最初は以下の図でいうと「不安ゾーン」にいました。
どんな記事を書いていった良いのか、こんな記事で誰か見てくれるのだろうかと「自分のスキル不足」を直視せずにブログで飯を食っていくという「チャレンジ」を挑んでいたからです。
・・・しかし、旧ブログも併せておよそ2年ほどブログ記事を書き続けていると、今の「モチベーションの上げ方という記事」を書いている今では、完全にフロー状態に入っています。
今ではフローに入っているので、自分が書いているブログに幸福感を覚え、作業時代がほどよい難易度なので、ものすごく速いスピードで記事を書くことが出来るわけです。実際に僕はこういった記事を見直し込みでおよそ2~3時間で書き上げます。
仕事のモチベーションを維持するために。
フローについては少しずつ理解していただけたでしょうか?ある程度の雰囲気はつかめて行きていると思います。なので次は、
「じゃあ仕事のモチベーションを維持するためにはどうすれば良いの?」
という疑問について回答していきます。
まず僕の見解では「モチベーションを維持する=フロー調整(チューニング)をする」という定義で記事を進めていきます。一時的に「音楽を聞く」のも素晴らしい気分転換なのですが「フローチューニング」という概念も知っておいてください。
ものすごく便利な概念であり、あなたの目標達成の鍵となるはずだからです。
まず前提として僕らは、
・ずっと同じことに挑戦していても退屈感を覚える
・いきなり新しいことをやり始めても不安が募る
というなんともややこしい脳みそを持った生き物です。
だから「今、自分がどういう状況でフローの範囲外にでているのか」を認識することが大事になってきます。チャレンジがでかくて「不安」になっているのか。チャレンジがヘボくて「退屈」になっているのかを知る必要があるということです。
モチベーションの上げ方ケース:1チャレンジが高すぎて不安な場合
ではここから「具体的にどうやってモチベーションを上げるのか」について解説していきますね。
まずケース1として「チャレンジが高すぎて不安な場合(スキル不足)」の場合は「チャレンジを因数分解する」ということを行います。先程の以下のような画像の状態です。
「チャレンジを因数分解する」とはどういうことかと言うと「困難を分割する」ということです。例えば「ネットビジネスでサラリーマン以上のお金を稼ぐ」というチャレンジがある場合は以下のような壁があります。
- ステップ1.そもそもネットビジネスを学ぶ習慣を作る
- ステップ2.ネットビジネスをアウトプットする環境を作る
- ステップ3.実践した内容が正しいかどうかを確かめる先生を付ける
- ステップ4.お金が稼げるまで継続する
という4つのステップを全てクリアする必要があると僕は考えています。お金の稼ぎ方はもし年収8桁の僕がネットビジネス初心者で「0」から開始するとしたら?とかアフィリエイト初心者が「1円」すら稼げない原因3選にも詳しく書きまので、興味があれば是非見ておいてください!
で、です。話を戻すと、多くの人は「チャレンジがデカすぎて不安を感じ、副業、起業、ネットビジネスを諦める」という現実があるわけです。上記の4ステップで言えば、4つのステップを全部一気にやろうとしているような感じだからです。そりゃ難しいですよね。
じゃあどうすればいいかと言うと、上記の場合は「ステップ1から確実に1つずつ行う」ということが重要。多くの人はいきなり漠然と「お金がほちい」とか言っていますが、そのお金を稼ぐプロセスを因数分解して、下から一つずつ丁寧にやっていく必要があるということです。
つまりこれが「チャレンジを因数分解する」ということです。漠然と「ネットビジネスでお金を稼ぐ」と考えていると不安は増えますが、ひとつずつ確実にこなしていけば、その目標に確実に近づいていきますからね。
モチベーションの上げ方ケース:2今の仕事に退屈感を覚えている場合
前回は「チャレンジがでかくて不安」なケースを説明しました。このケース2では逆に「スキルレベルと比較してチャレンジが低くて退屈」の場合にどうするかについて解説していきますね。
例えば僕が「ネットビジネスの転売ビジネス」を行っていた時は、ものすごく退屈感を覚えていました。他にも僕のプロフィールにも詳しく書きましたが、右にあるネジを左に1000個移動させていたサラリーマン時代は、ものすごく退屈だったのを良く覚えています。
・・・ではそんな「退屈」を感じている時はどうすれば良いのか。僕は「新しいチャレンジを行う」ということでフローチューニングをしていきました。
つまり「転職して更にスキルを磨く」とか「新しいビジネスの展開をする」といった新しいチャレンジをやりだす必要があるということです。
図にすると以下のようなイメージになります。
モチベーションの上げ方ケース:3仕事のモチベーションがない場合
そもそも仕事のモチベーションがない場合は1秒でも早く「転職 or 起業」した方がいいと思います。
僕らの人生は長いです。平均寿命100年と言われている時代です。その中でおよそ人生の半分は仕事をしていると言ってもいいでしょう。その半分が「クソ退屈」なのであれば「人生=クソ退屈」という方程式が成り立ってしまうからです。
僕はマレーシアに住んでいたり、姉がスイス人と結婚しているのでスイスに行ったりしていたので言えるのですが、日本人は「仕事に重きを置きすぎ」だと感じます。
例えばスイスなんて基本19時以降お店は全く空いていません(笑)それ以降は「家族」や「大事な恋人、友人」と過ごす時間だからです。スイスの電車の駅員は「俺今から子供のイベントがあるから帰るわ!お前らもよい旅を!じゃあな!」と言って最高の笑顔で乗客とハイタッチしていたのが印象的でした。
一方日本では退職できなくて自殺する人も多く、本当に悲しい気持ちでいっぱいになります。仕事なんて腐るほどあるし、みんなが思っているほど自分のことなんて気にしていないです。
日本人は「周りの評価 vs 自分のやりたいこと」という選択肢で「周りの評価」が気になりすぎてしまい、自分の人生を捨ててしまっている人がほとんどだと感じます。本当にもったいないです。
だからこそ、僕みたいな小さな影響でも、すこしでもあなたの仕事の何か助けになればなと思って、このような記事を書かせていただきました。是非、あなたもあなたらしい人生を歩んでいき、その後もしよかったら僕とも一緒に全世界を旅行したり、美味しい寿司でも食べに行きましょう(笑)
モチベーションの上げ方まとめ
この「仕事のモチベーション上げ方」という記事で書いた重要な箇所を再度ここに書きます。要するに僕はあなたに以下のようなことを伝えたかったのです。
(1)仕事のモチベーションは一時的にあげても意味がない
(2)じゃあどうすべきかというと「フロー」という概念を知る
(3)「フローチューニング」をすることで人生の充実度が上がる
(4)そもそもモチベーションがない仕事は1秒でも早く辞めるべき
といったところです。
またこの記事に関する質問、感想、お問い合わせはコチラからして頂ければ、24時間以内に確認させて頂きます。
引き続きよろしくお願いします!
山口