こんにちは、山口祐樹です。
僕のプロフィールで書いてある通り、僕は20代前半でコンテンツビジネスで1億円を稼ぎ、一度全財産だけではなく、家族、親友、恋人の信頼全てを失いました。
プロフィールでは宗教やカルト教団に首を突っ込んだり、セミナーを受講したりすることでお金を使ったとの旨を書きましたが、それだけでは1億円という大金は使いきれません。
以下は一例ですが、20代男子が「お金持ちになったらやってみてえ!」という欲望を満たすことは一通り全部やってみました(このブログに書けないグレーなことは電子書籍にて)。
・左ハンドルのベンツCLSを手にしたが、運転が下手すぎて、すぐ事故ったり、僕のせいで渋滞が度々発生し、毎回のようにクラクションを鳴らされる。
・中日ドラゴンズの選手と同じタワーマンマンション(ジム、温泉、図書館付き)に引越し完了してから、呼ぶ友達が0人だという盲点に気づき絶望する。
・当時流行っていた「クリスチャンルブタン」というトゲトゲが特徴のハイブランドの靴を買うが、自らの足をザクザク切り裂き、靴下が血まみれになってしまう。
だからこそ「これからお金を稼ぎたい!」と思っている人は、僕の二の舞にならないよう、この記事を印刷して何度も読むことを強く推奨します(笑)
最後に、僕のブログ理念にも触れるので、興味があればスクロールしていただければ嬉しいです。
僕はコンプレックスの塊だった~兄の影響編~
まず、そもそもなぜ僕がコンテンツビジネスで1億円を稼ぐほどのモチベーションがあったのか。それは僕の過去のコンテンツビジネスで1億円稼いだので、その軌跡と理念をまとめてみた。という記事でも少し触れましたが「強いコンプレックス」が影響しています。
僕には6個上の兄がいたのですが、周りが「神童」と思うほど超エリートでした。
小学生の頃から成績トップ、スポーツ推薦確定、資格取得多数などなど、何をやらせてもトップクラスの実力。マジですべて僕の100倍以上できた記憶があります。
印象深かったのは、兄が高校生の頃、家に美人の彼女を連れ込み、当時小学生だった僕に部屋の前で「お前、絶対入ってくるなよ」とガンつけられたシーンでした。
童貞だった僕は、
と人生に絶望していました。
兄と同じ高校生の年齢になっても、
「兄は身長177cm長身マッチョイケメン(元・結婚雑誌のモデル)」
というルックスに対し、
「僕は166cmチビガリのブサイク(顔面じゃがいも)」
で成長期を強制終了させられた結果、性格も歪んでいきました。
そのおかげで、
とか
とか
とか考えている日々を送ります。
勉強やスポーツでは勝てない僕は、兄に僕がクラスで一番強かったゲーム(ぷよぷよ、大乱闘スマッシュブラザーズDX、マリオカート)でも勝負を仕掛けました。
が、全て手も足も出ず完敗して、膝から崩れ落ちるほどのショックを受けます。
そう確信してしまい、小学校5年生ごろから僕は悪魔の道を歩き出します。
10歳から「おばあちゃんの財布から1000円札を抜く」という「窃盗犯」へと華々しいデビューを飾ります。
これが残念ながら僕の才能を開花してしまい、間違った成功体験を積み重ねてしまいます。
と歯止めが効かなくなりました(※なぜか1万円札は罪悪感が強すぎて絶対に無理でした)。
その結果、1億円以上売ってきた僕の得意なこと、できなかったこと。にも書いた通り、僕は「できること」「できないこと」が超はっきり別れる性格が生成されました。
次はプロフィールにも書いた通り、僕の学校はだったので「不良のボス相手にエロ動画を無料DL(ダウンロード)してあげる」という商売を確立してしまいます。
この違法DLの報酬として、雑魚不良からは1本あたり現金500円を、エリート不良からは僕の学校生活の安全を確保してもらうための用心棒となってもらっておりました。
次は不良にメモリーカードを転売したりしていたので、僕自身バイトの経験が今だに0のままです。
・正攻法で社会を上手に渡っていく兄。
・裏技で社会を渡ろっていく僕(弟)。
そんな目に見える社会的ステータスの差が僕をさらに苦しめました。だからこそ僕は「もっと兄よりお金を稼ぎたい」というだけではなく、「お金を稼がなかったら、僕に何の存在価値があるんだ」という風に考えしまうようになっていきました。
それが僕のビジネスを歪んだ方向に加速させていったのです。
実際にPSPの違法ダウンロードで収益を上げた時は、
と頭によぎることもありましたが、それよりも手元に現金がないことが苦痛で仕方なかったのを覚えています。
しかし、僕のコンプレックスはそれだけではありませんでした。
僕はコンプレックスの塊だった~彼女の影響編~
僕の学生時代は「不良相手に商売」ばかりをしていました。
なので他に若者で流行っている遊び(パズドラ等)も、ドラマも、綺麗な女優も、かっこつける方法も、女性の口説き方も、何も知らない小便垂れ童貞小僧でした。
あまりにも私服がダサすぎたため高校時代は「ファッションモンスター」とも呼ばれていました。それ以来、きゃりーぱみゅぱみゅを聞くとトラウマが蘇ってくるため、今だにサビまでまともな精神状態で聞けません。
そんな童貞も18才になると一瞬だけ社会人になり、頑張って当時社内で一番可愛いと思っていた子と付き合えました。しかし、僕の服がダサすぎて、毎回気を使われ「私が服選んであげるよ」と言われ続けます。
童貞の僕はそんな彼女の本音である「彼氏の服がダサすぎるからなんとかしたい」ということを察せず、毎回断ります。ある日、「これカッコいいよ!」と褒められたシャツと出会い、心の底から「いらねー」と思いながらイヤイヤ買いました。
しかし、せっかく彼女に選んでもらった服も「洗濯してはいけないシャツ」という概念を知らず、実家で洗濯してしまうのです。結果、初日で「彼女から選んでもらった思い出のシャツ」から「しわくちゃの布ゴミ」への錬金術に成功してしまいます。
当然、その時は母親にもらった「10年落ちのダイハツのタント(軽自動車)」に乗っていましたが、「その車もダサいよ」と彼女に言われていました。
ただ、デート代もケチって安いカフェに行った時も、彼女は気を使って「それでも私は幸せだよ」と言ってくれていました。しかし僕は心底、そんなデートしかできない自分が嫌いで嫌いで、情けなくて耐えきれませんでした。
という心から男として情けない気持ちで胸を締め付けられる思いでした。
そんな兄や彼女の影響もあり、僕は「お金さえあれば、、、」という思いが強くなっていきました。
お金があれば、彼女や家族から認められる。
お金があれば、クラスメイトに嫌われない。
お金があれば、本当に自由に生きることができる。
そんな希望を持って僕はビジネスをスタートさせていったのです。
コンテンツビジネスで1億円を稼いで散財してみた
この辺りは僕の電子書籍でも解説しているのと、本題から外れるため割愛しますが、ひょんなことからコンテンツビジネスで1億円という大金を稼いでしまいました(※どうやって1億円稼いだのかは電子書籍を参照してください)。
本来なら1億円稼いだ後は、次のビジネスのステージに行ったり(10億円、100億円…といった具合に)、これまでお世話になった人にお礼をしたり、投資に回したりしていく段階です。
しかし、まだ僕は幼少期のコンプレックスをこじらせていました。
・もっと注目されたい。
・もっとすごいと認められたい。
・もっとイケてると思われたい。
そんな僕の承認欲求などの欲望がとどまることを知らず、買い物も加速しましまい、とにかく散財を繰り返したのです。
散財1:当時の愛知県No1タワーマンション
手始めに僕は、当時名古屋の「大須」という場所の1Kマンションを借りていたので、そこから名古屋駅すぐ近くの2LDKのタワーマンション「ロイヤルパークスささしま」に引っ越しました。
そして家具やカーペットをコーディネーターにチョイスしてもらい、自分が納得できるようなコーデをしました(+100万円くらいかかった記憶がある)。
温泉付き、ジム付き、図書館付き、コンシェルジュも当然付き、タクシーや掃除の外注化など、当時21歳の僕にとっては「王族の暮らしってこんな感じなんだろうな」とか考えていました。
そこには小さい頃夢だった中日ドラゴンズのプロ野球選手がたくさん住んでおり、毎日帰宅するのが楽しかったのを覚えています。
しかし、1週間も経ってみると、「この感動を他の人にも共有したい!」という思いに駆られます。が、僕は最近までマレーシアに住んいたのですが、その際に過去の友人は全部、縁を切ってしまっていて、友達は0人だったということを思い出します。
そして当時の僕には新しい友人を作るだけの能力も僕にはありません。
結局のところ、タワーマンションは寂しさや孤独感が加速しただけでした。
○メルセデスベンツCLSクラス(左ハンドル)
当時付き合っていた年上の彼女に「ねぇベンツいいんじゃない?」と言われ、ノリで「確かにな」と言ってしまう。
と思いベンツCLSクラスを迷わず購入。左ハンドルに謎の憧れがあったため、1秒も迷わず左にしました。
が、運転下手ですし、つい最近まで10年落ちのダイハツタントしか乗ったことない人生だった僕には、ベンツはデカすぎました。わずか購入1週間でミラーを擦って「死のうかな、もう」と自らの命を絶つことを検討するほどショックでした。
友達もいないのに左ハンドルに乗った代償として、駐車チケットを自分で毎回、車の扉をあけて徒歩で取りに行き、その時間ロスで後ろの車が渋滞し、よくクラクションを鳴らさていました。クラクションを鳴らされるたび、「もう嫌やこんな車」と思ってました。
信号待ちの時、妙なおっさんに運転席の窓をトントンと叩かれ「なんでお前こんな車乗れんの?」と絡まれたこともあります(死ぬほど怖かった)。
追い討ちをかけるように、自慢のベンツをタワマンに駐車してみると、僕の隣がフェラーリだったり、ポルシェであったりして、全く優越感はなかったです。
ちなみに燃費はリッター4kmなので、死ぬほど金は飛びました。タワマンなので毎月駐車料金が6万円でした。家賃かて。
○大量ハイブランドのファッションアイテム
「やっぱ男は年収1000万円超えると靴にトゲトゲ生やしていくものだよ、山口くん」
と悪い先輩から教わったので、ルブタンをたくさん買いました。今思えば、脳みそがカナブンくらいアホな発想です。
ただこれまでナイキのランニングシューズ一筋だった僕は、1足20万円の靴なんて異次元すぎて、まともな神経で歩けませんでした。
とか人生最大規模に神経質になってた記憶があります。
当時流行っていたブランドのルブタンのスタッズ付きの靴も、冬場に自分で自分の足を蹴り、大量出血不可避の深い傷を負いました。
それ以来、一度もルブタンを履いておらず、つい最近メルカリで友人に売ってもらいました。
「これでモテる!」と言われて買いましたが、全然モテません。むしろ、顔面じゃがいも似なので、トゲトゲのじゃがいもになっただけです。ただのキモい野菜です。
自己嫌悪が加速しました。
全て「僕が心から欲しいもの」ではなかった
・愛知県No1のタワーマンション
・メルセデスベンスCLS(左ハンドル)
・ハイブランドのファッションアイテム
これらは僕の強いコンプレックスから、強い興味を引いて購入したものでした。
買った瞬間は「よし、これで楽しい人生が始まる!!」という強烈なモチベーションになるわけですが、一週間後にはもうその心の炎は完全に鎮火していきます。
心がどんどん腐っていった感覚がありました。魂が錆つき、鈍感になり、より強い刺激を求めていく日々も、すぐ虚無感に襲われる。
一度買えばコンプレックスは消えるかな?と思ったのですが、コンプレックスは消えないどころか、「一度手にした、この地位を失いたくない」という心理が働き、ますます僕の性格はこじれていきました。
しかし、当時の僕は調子に乗りまくっていました。僕の将来を思って説教してくる大人がいても、
程度にしか思わなかったのです。
「てめえらは俺と同じ年齢で、俺と同等もしくはそれ以上のやってから物申せ」と心の底でずっと思っていました。
だって僕より若い人で、僕より結果を出している人がいなかったから。
まあそれすらも錯覚なわけですけど、当時の僕の愚かな解釈はそれしかできなかったのです。
しかし、2019年。悲劇は起こります。
そんな人生がくすぶっているさなか、僕はタナカミノルさんとひょんなきかっけで再会しアジア旅行に誘われます。
チャットワークにて、
田中実さん「Y氏(僕はこう呼ばれてます)、台湾でお茶しませんか?」
僕「今すぐ行きます」
という風に誘われました。
そこから2019年から1年かけて、たくさんの桁違いの金持ちに、タナカさんと一緒に会いに行きました。
マレーシア→チェンマイ(タイ)→台湾→淡路島(兵庫県)→・・・
といった具合で、当時は大阪に賃貸があったのですが、ほぼ家に帰らない生活が続いていました。
その過程で、
・日系アメリカ人で既に数百億円の資産を構築して、カルト教団を作ろうとしている男。
・ビットコインで数十億稼いだけど、海外口座から引き落とせなくて、ここには書けない非合法のルートで日本に入金しようとする男。
・20代で10億円近く稼いだけど、一切友人も彼女もいない男。
などに出会ってきました。
それらを田中実さんと一緒に回ることによって、
という嫌な予感がしました。
と思いました。
そこから僕は「妖怪小銭稼ぎ」を卒業し、そこから2年間、思想を極めていく旅に出始めます。
※ちなみにこのとき読んだ本は20代前半で1億円稼いだ時に参考した伝説の本・漫画集という記事にまとめています、興味があればぜひ参考にどうぞ。
100億円以上お金”だけ”を持った人と出会って思ったこと
もちろんお金は重要です。日本は資本主義なので、オギャーと生まれた瞬間から「お金」は生活から切り離せません。
寒すぎず、暑すぎない綺麗な服。
栄養が補給できる食事。
きちんと鍵がかかってプライバシーが守られる住居。
それだけではなく、ガス代、水道代、電気代などがないと、うんこおしっこもまともにすることができません。さらに「家族を養うお金」となると、それなりの額が必要になります。
しかし、20代前半という若い時にそれなりのお金を持った結果、大事なのは「お金」だけではないということに気づきました。
当たり前の話なのですし、僕も聞いたことはあったのですが、いざ体験してみると言葉の重みを感じます。
しかし”心”だけは金で買えない
最後、自分が死ぬ時を考えると、自分も、他人も、結局はお金で買えないものが一番尊いんだなと感じました。
プロフィールにも書きましたが、僕たちが死ぬ寸前になって
「もっと稼げばよかった」
「フェラーリとランボルギーニも乗りたかった」
「ハイブラのアイテムを購入したかった」
とか1ミリも思いません。
「もっと家族に愛を伝えればよかった」
「もっと友人に感謝を伝えればよかった」
「もっとメンターに恩返ししたかった」
という「提供」という心しかないはずです。
それを実体験したからこそ、このブログでは「富(お金を全部失った時に残るもの)」に重点を置いています。
【累計1200件以上!】山口祐樹のコンテンツへの感想(クレームも含む)を集めた結果わかったことにも書きましたが、人生の最後で重要なのは、有形資産の車、土地、貯金額とかではありせん。
それは知識であり、スキルであり、経験であり、人脈であり、たくさんの無形資産的なものを指します。
自分の中の「富(無形資産)」を蓄積して「提供(困っている人を助ける)」していく。
しかも、あなた自身も「お金儲け」できるのが、僕の提唱する「コンテンツビジネス」です。
その具体的な方法を僕の「電子書籍」で書いたり、その後送信されてくるメルマガでも書いていますので、興味があれば是非ご覧ください。
「でも自分なんてコンテンツにできるものは何もないです・・・」
僕がコンテンツビジネスについて話すと
「でも実績が・・・」
「でも知識が・・・」
「でも経験が・・・」
という不安を抱えている人も多いです、気持ちは非常に理解できます。
しかし、実績がないからこそ僕は
という風に思います。
理由も話しますが、もし仮に実績や知識、経験があれば稼げるなら、この世で最もお金持ちなのは「専門家」か「研究者」になります。しかしそうではないですよね。
僕よりたくさんお金を持っている人はいます。しかしその人より僕はお金についての記事を書き、たくさんの人を集めて信頼してもらい(詳細はこちら)、お金をもらっているのです。
コンテンツに「僕(山口祐樹)らしさ」を加えることで、こうしてあなたも最後まで読んでもらっているわけです。
詳しい話は「電子書籍」で話していますが、あなたの人生を、あなたらしく表現してけば、必ずコンテンツビジネスは上手くいきます。
誰の名言か忘れましたが、僕の好きな言葉で
「私はトップにはなれないかもしれないが、トップの人も私にはなれない」
という名言があります。
また、僕が最近出会った、時価総額1000億企業の社長に紹介された、村上隆さんの名著「芸術起業論」に書いてありました。
「芸術とは命の伝達媒体ですから、時代を超えて、人々に受け継がれていくものです。私は美のために働いていたい。そして日本、世界のどこにおいても「美」を創造し、その名の下に喜びを分かち合いたい。そのためには土壌づくりから始めなければならないなら、喜んで泥まみれになる。世界に、自分の唯一の核心を提出する。」
そのまんまコンテンツビジネスの在り方だなと。
(1)自分が知識、経験、スキルを身につけていく(富(スキル、経験、知識への投資)作りをして土壌づくりをする)。
(2)それを時間を超えて届ける事(自分の唯一をコンテンツビジネスで提供する)。
(3)そして人々と繋がる事(メルマガで有料コミュニティで仲間・パートナーになる)。
これからも僕は人生をダイナミックに謳歌していき、それをコンテンツにまとめ、あなたに届けていきます。
僕の人生の失敗も、成功も。かっこいいのもキモいのも、全部含めて、僕という人間です。
それを包み隠さず、あなたの人生に参考になる形で、こうしてブログ記事や音声、動画で今後も届けられたらなと思います。元気が無くなった時、人生に迷った時、この記事を読み返していただければ嬉しいです。
それではありがとうございました。
山口祐樹