こんにちは、山口祐樹です。
約4ヶ月くらい前、僕のTwitterフォロワーが100人くらいだった頃に一番伸びたツイートが以下でした。「こんな成果データなんて簡単に信じちゃダメでしょ」と半信半疑で思っていても、成果画像があるとつい見てしまうのが人間の性(サガ)ですね。
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【今月のレビュー報告】
今月の売り上げは「334万1000円」+α(その他の報酬)でした。広告費は30~40万円くらい。これから担当者が数字を整頓します。早速特典やコンテンツ作りに入りたいところですが、東京→熱海→淡路島でメンターと移動していきますので、いろいろやっばいですね! pic.twitter.com/Jf5shfTcOR— 山口祐樹 (@yaaaaachi12345) August 31, 2019
ちなみに上記のような結果がでるようになったのは2019年からなわけですが、もともと2016年にアフィリエイトを始めて、以下のような勢いで伸びてきました。
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2016年5月 0円(初月)
2016年6月 9万775円
2016年7月 26万1997円
2016年8月 54万9121円
2016年9月 49万2161円
2016年10月 116万4886円(開始6ヶ月目)
※詳細は僕のプロフィールを参照
ちなみに2016年にも「アフィリエイトは終わった」と言われていましたが、僕は当時誰よりも早く結果を出していた自負がありました。
当時、先輩アフィリエイター達が僕の活動を「今更アフィリエイトなんてやめておきな」と親切心で教えてくれましたが、僕の直感を信じて良かったなと心から思います。
・・・今日はそんな僕の実体験と共に、2019年に「特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会(http://affiliate-marketing.jp/)」という素晴らしい協会がアフィリエイトに関するデータを公開していたので、そのデータを一緒に読み解いていこうと思います。
■調査概要 対象 国内主要 ASP 各社のアフィリエイターの皆様に調査を実施
期間:2019 年 3 月 18 日~3 月 25 日(7 日間)
方法:インターネット上による無記名式アンケート
有効回答数:2,097 件 (2018 年 2,450 件)
(※http://affiliate-marketing.jp/release/201906.pdfより引用)
算出されているデータとしては、
○「アフィリエイト経歴はどれくらいか?」
○「どれくらいの収益が出ているのか?」
○「その作業時間は?」
○「アフィリエイトの収益推移は?」
といったアフィリエイターなら誰しもが気になるであろう内容になっています(笑)
では「どんなデータがあったのか?」という本題に入る前に、まずは基礎的なアフィリエイトの収益の仕組みから共有させてください。
アフィリエイトの収益が生み出される仕組み
そもそも「アフィリエイトって何だよ」とか「アフェリ」とか「アフリ」という基礎的な知識をまだ知らない場合は以下の記事を見ていただくのがいいと思います。最低限の知識が前提にないと今日の内容が理解できないからです。
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[blogcard url=”https://yaaaaaaachi.com/archives/1478″]
簡単にいうと、「アフィリエイト」とは「仲介業(紹介業)」です。つまり「問題解決したい欲しい人」と、「その問題解決ができる商品」をつなぎ合わせる仕事になります。
仕組みは「不動産仲介業」とほぼ同じで、不動産を借りたい(欲しい)人と不動産を持っている人を繫ぎ止める役割を持ち、その紹介手数料としてお金をもらえるわけです。さらに今の時代は「情報」だったり「化粧品」「オススメのパソコンスクール」など紹介できる対象が多数存在するわけですね。
つまりアフィリエイトとは”「悩みを抱えている人」に対して「悩みを解決できる商品」を紹介することで、紹介料をもらえる”というものです。例えば「加齢臭」の悩みであれば以下のようなイメージになります。
・・・ただ「じゃあ商品を紹介するブログを作ればいいんだね」と思うかもしれませんが、それではアフィリエイトの収益を出すのは難しいです。なぜなら「読者はあなたを経由して商品を購入する理由がないから」です。
大体2011年とはアフィリエイト自体が珍しかった為、そもそも「ブログ」に記事を書くだけで売れました。
しかし、今はご存知の通り「ブログ」なんて高校生でも作って運営出来る時代になっているわけです。そうなると「たくさんあるブログのなかから、あなたが紹介する紹介で買いたい」と読者に思っていただく理由が必要になったのです。
「アフィリエイトは完全に終わった」
という声はもう5年以上あるわけですが、僕の考えでは「適当に書いた記事でも売れちゃうアフィリエイトバブル」だった2011年〜2014年の状態から「普通に稼げるビジネスモデル」になった程度の話だと思っています。
つまり、約10年前と違ってブログ自体が珍しくない今日では「ただ記事を大量生産する」という行動では「誰も価値を感じない時代」わけなので、価値が「0」なわけです。
価値がないものに人はお金を払いませんからね。ただ適当なブログでは価値を感じず、収益はあがらないという普通の状態になっただけだと考えます。
でもアフィリエイトの収益率は「5%」以下ってホント?
アフィリエイトを知っている人なら一度は聞いたことがあるフレーズがこちら。
「アフィリエイトで収益が出るのはトップ5%の人だけ、選ばれし者だけなの(死んだ目)」
・・・果たして本当にそうなのでしょうか?僕は気になってデータ収集を試みたところ、驚きの結果が出てきました。
尊敬の念を込めて紹介させていただくと、2019年6月吉日に「特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会さま」が「市場調査」のまとめデータを展開してくれています。詳しくはコチラからご覧いただけます。
この記事では上記の協会様が算出していただいたデータを元に、僕の見解も話していこうと思います。まずは以下をご覧ください。
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特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会(http://affiliate-marketing.jp/release/201906.pdf)より引用
このデータだけを見るとアフィリエイトでの1ヶ月の収入は、全回答者のうち「収入なし」が わずか「29.7%」しかおらず、「1000 円未満」が 15.6%という数字ですが、一方で月 100 万円を超える割合が「6.7%」も存在しているわけです。
僕は「意外と月利100万円の収益を出している人の割合が高いな」と感じました。
さらに「1円以上の収益」を出している人が全体の70%以上存在し、非常に可能性に満ちていると感じました。「アフィリエイトって稼げないって聞いたけど…」という人は「事実のデータ」を見て納得できる人も多いんじゃないかなと。
もちろん見逃してはいけない前提としては「アンケート回答に協力してくれるほどのリテラシーがある方」の結果表示なので、自然と収益化されている率は上がっていると思います。なので「これは全部の総人口」ではなく、登録だけして放置している人なんて山ほどいると考えた方が賢明です。
ただそれはそれとして、「結構ちゃんとアフィリエイトで収益化している人はたくさんいるんだなぁ」と思わされたデータでしたね。
じゃあ具体的にアフィリエイトで収益化するの?という疑問は僕のLINE@でお話ししておりますので、詳しくはそちらをどうぞ。
アフィリエイト収益化までの期間は?
「2019年のアフィリエイトデータでは1円以上の収益を出している人が全体の70%以上いる」ということが分かっても、まだ喜ぶには早いです。
3年、5年、10年という月日を経て報酬がたったの1000円とかだったら悲しすぎます。その間に何か家族や恋人と有意義な時間を過ごした方がよっぽど幸せだと思います。
というわけで次は「アフィリエイトを始めてからの経過年数」も忘れずにチェックしていきましょう。
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アフィリエイトをはじめて1年未満の人が全回答者のうち「38.6%」と一番多く、やはり新規参入者が多いんですね。今年はブロガーやyoutuberが参加して「副業」がブームになったことが、非常に大きな要因になったのではないかなと思います。
一番多い回答が「今年からアフィリエイトを開始した」にも関わらず、「1円以上の収益を出している人が全体の70%以上いる」わけなので、これはポジティブなニュースだと思います。
ただ、その一方で恐ろしい結果が「10 年以上のベテランアフィリエイターが8.7%もいる」ということです。
愛を込めて彼らには「いくらなんでもアフィリエイトやりすぎでしょ」と言いたいです。笑
僕もアフィリエイトを開始して3年目になるわけですが、クレジットカード系などのレッドオーシャンには一生飛び込むことはないだとうなと思います。あの人たちはやばい(最高の褒め言葉)。
ちなみに「じゃあ山口祐樹はどんなアフィリエイトで収益をあげているの?」という疑問はこちらから確認できます。
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[blogcard url=”https://yaaaaaaachi.com/archives/3931″]
アフィリエイトの収益推移は?
Twitter上でも「アフィリエイトは長生きした者勝ち」と言う人を多く見かけいます。つまり「長く続ければ、いつか収益があがるよ」という経験に基づく発言です。アフィリエイトマーケティング協会にもその発言を裏付けるデータがあがっています。
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特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会(http://affiliate-marketing.jp/release/201906.pdf)より引用
簡単に言うと「昨年度と比べて、アフィリエイト収入が増えた方は全回答者のうち34.5%を占めている」というデータです。なんと「アフィリエイトの収益が増えていない方が少数派」という素晴らしいデータが表示されています。
・・・が、あえて僕は「長くやれば収益化できるってそんな簡単なわけないやん」と強く否定したいです。
「え?データでも長く続けている人の大半は増えていますよ?」と思うかもしれませんが、ここで少し「データの見方」を考えてみてほしいです。つまりデータの前提を確認していく作業ですね。
そもそも「アフィリエイトの収益を伸ばしたくない人」はアンケートに答えるのか?
そもそも「アフィリエイトの収益が少し減っただけで嫌になる感情の人」はアンケートに答えるのか?
そもそも「アフィリエイトの収益が変わらないことに耐えれない精神の人」はアンケートに答えるのか?
もし仮に僕が上記の状態だったら絶対に面倒になってアンケートを無視しますね(笑)
なので、アンケートに回答している「収益が減った人」はアフィリエイトにお金以外のメリットを見出していたり、アフィリエイトを愛してやまない人だったり、アフィリエイトについてポジティブな内的評価をしている人だと思います。
だから「とりあえずアフィリエイトを継続すれば稼げる」と簡単に捉えてしまうと非常に危険だなと。なぜなら「アフィリエイトの可能性を心から確信している」そして「アフィリエイトの正しいやり方を知っている」という前提が必要不可欠だからです。
「じゃあアフィリエイトの正しいやり方ってどうやって分かるの?」と疑問に思う人は、僕が最近書いた以下の記事を見ていただけると幸いです。
今回の記事では「なぜアフィリエイト収益が上がるのか」についてこれ以上言及してしまうと内容が間延びしてしまう為、以下を参照にしていただければなと思います。
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[blogcard url=”https://yaaaaaaachi.com/archives/4059″]
アフィリエイトの収益を伸ばしていく作業時間は?
わずか1年でアフィリエイト報酬が伸びたとしても、1日10時間とか作業していた場合、そんな事例は参考になりますが再現出来ません。だからこそ「彼らがどれくらいの作業量を行なっているのか?」をデータとして気になる部分ですよね。
早速データを見ていくと、以下の通りになります。
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特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会(http://affiliate-marketing.jp/release/201906.pdf)より引用
データを読み解くと、アフィリエイトサイトの運営にかけている時間は、全回答者のうち「3時間以上」が 25.9%となり、昨年度より若干減少しています。
これが重要で「去年(2018年)より今年(2019年)の方が作業時間が減っている」のです。大事なので繰り返します。1年、また1年と繰り返しアフィリエイトの作業を積み重ねることで、作業量は減っているというデータが出ているのです。
面白いですよね。「アフィリエイトは作業」と思っている人はこのデータを10秒は見つめて欲しいです。正確な表現としては「アフィリエイトは作業」ではなく「最初は作業だけど、積み上がっていく」が正しいと思います。
そして最後にこれまでのデータと組み合わせて考えると以下のような推論が出来ます。
○2019年のアフィリエイトデータでは1円以上の収益を出している人が全体の70%以上いる。
○アフィリエイトをはじめて1年未満の人が全回答者のうち「38.6%」と一番多い。
○去年よりアフィリエイトの収益が減っている人の方が少数派(約20%)。
○去年よりアフィリエイトの作業時間が減っている傾向がある。
・・・いかがでしょうか。アフィリエイトの可能性を非常に感じるデータになったと思います。僕自身、まだアフィリエイトの収益をあげ始めて3年目ですが、気がつけば累計1億円くらいになりました。
正直にお伝えしますと、僕より稼いでいるトッププレイヤーはもっといます。広告で数十億の会社やアフィリエイトのサイト売却で数十億円稼ぐ方も事実存在しますが、彼らはバケモノです。化け物すぎて参考になる部分が少ないです(笑)
しかし、僕より「アフィリエイトのデータ・経験を整頓して伝える」ということをやっている人はいないと思いますので、もしよろしければ他の記事も見ていただけると嬉しいです。
詳しくはこちらの僕のメルマガを見ていただくのが一番早いです。
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また、この記事に関するお問い合わせはこちらからお願い致します。
最後に毎年このようなデータを出していただいている「特定非営利活動法人アフィリエイトマーケティング協会さま」に心から感謝します。
それではここまで読んでいただいてありがとうござました!
山口祐樹